読者のおたより(1999.6)


 

なかじまりつこさん(1999.6.1)

(無題)

アンディー元気そうですね。いつメールをくれるのかなと思ってました。

もうプロは月曜日の午後仙台に行きました。西遊記をみればプロの様子もわかるでしょ。頑張ってるんだけどね。

アジアはもう相当暑いんでしょうね。体調に気をつけて頑張ってね。

それから子供達も車に乗れるようになってさっさっと私はおいていかれて、か・な・し・い・・・・と云うわけなんです。

とにかく、しっかり羽ばたいて!!!と見守るしかないですね。

アンディの朗報期待します!

フレーーフレーー・ア・ン・ディーー


OOTOMO HIROOさん(1999.6.6)

頑張れ中島

始めてお便りします。

かねてからJCBクラシックセンダイを観戦したいと思っていたところ、時間ができたので、中島プロを応援しに最終日、表蔵王ゴルフクラブへ足を運びました。10時10分、7アンダースタートの中島プロを追っかけてみました。

疲れているのかスコアは伸び悩み、簡単にボギーが出てしまいます。それでいてイーブンにまとめたのはさすが? 最終ホールのバーデイパット惜しかった。

生意気なようですが、背中が少し丸まっているような感じで、アドレスからショットまでのリズムが悪いように感じました。

同じ組で回った、米山、木村プロをオーバードライブしていた中島プロまだまだやれます。

これからも応援して行きます。頑張れ中島プロ

団塊の世代の一ファンより


T.Wakamatsuさん(1999.6.7)

中嶋プロへ質問

拝啓、いつも応援しています。

昨日、一昨日と、JCBをT.V.にて観戦していました。

3日目17番、惜しいパットでした。

ところで、同じく3日目15番の3rdショット(バンカー)のイメージを何かの時に、聞かせて下さい。

シロウトながら、自分では、あの距離のバンカーは、ホームランを覚悟で大きいスイングします。(難易度がスゴク高い)中嶋プロは、ドンと打って、意図も簡単にくっついたように見えました。たしかに、テレビながら、凄い集中力を感じましたが、そのへんを教えてもらえれば、うれしいです。

仙台市 若松


佐渡充高さん(1999.6.7)

(無題)

なかじまりつこ様

お久しぶりです。ご無沙汰しすぎて申し訳ありません。お元気そうで何よりです。

駆け出しの頃からご自宅にまでお邪魔して、当時は訳のわからない質問など失礼なことが多々あったと思います。が、りつこさんはいつも笑顔であたたかく対応して下さいました。

その笑顔は今もはっきり覚えています。常プロ、そしてりつこさんのお人柄は僕に大きな影響を与えて下さいました。今回、清水さんを通じてお役に立てて嬉しかったです。今後とも僕に出来ることがあれば何なりお申し付け下さい。マイプレジャーでお待ちしています。とにかく実物のお二人にお目にかかりたいと思っています。

常プロのゴルフはもちろん、多方面に渡るご活躍を楽しみにしております。

それから、これからも昔同様「さどちゃん」と呼んで下さい。ちなみに僕は会社は辞めましたが、現在も記者をやっています。(佐渡)


Nobuyuki Tsutaiさん(1999.6.7)

札幌はつまらないです

プロ元気ですね  JCB仙台気合いを入れて応援してました  例年ですとこの調子で 札幌にくるはずが  東急オープンの中止 本当に残念です  今週はどこにいるのでしょうね

最近 読んだ本にこんな事が書いてありました  人生にはいろいろある  上り坂 下り坂 まさかの坂 があるそうです  自分の信じるゴルフ道を進んでください

応援していきますよ

札幌つたい


なかじまりつこさん(1999.6.8)

おたより、有難うとても嬉しかったです。

さて、今週プロは仙台に1泊してそのまま東松苑C.Cに入りました。10日に、ツアーに出場できないプロや研修生、アマチュアを対象にしたトミーチャレンジがあるためです。どんなハードスケジュールでも彼は出場して、若い人の刺激になればと思っているのです。だから勿論、彼には賞金はいつもありません。とにかく本人がとても愉しみにしているのです。そして優勝したりすると、ツアーへの推薦をしたりしているので、選手達にとってもやりがいのある試合になればと思っています。今週も良い試合になるといいですね。


清水 学さん(1999.6.10)

関東アマ

今日まで神奈川県戸塚カントリーで関東アマが開催されていますが、3日目終わってなんと……雅生君3位(72-74-70トップと1打差)、常実さん4位(71-75-71トップと2打差)、篤志さん8位(73-72-75トップと5打差)。いやぁ、最終結果が楽しみです。


なかじまりつこさん(1999.6.10)

朗報ならず

今日 雅生は78を打ってしまい6位になってしまいました。朗報を伝えたかった私としては、とても残念。

雅生、曰く「メンタルで崩れたのではない、まだ、技術面で立てなおさなければならないところがある。日本アマまで1ヶ月あるから頑張るよ。」とのことでした。優勝は日体大の先輩4年の中田君です。2位は主人の従兄弟の常実さんと和田さんだそうです。

P.S

Tommyチャレンジは東松苑(パー71)で今日行なわれました。

優勝は65の田中大選手、2位は66の中嶋常幸プロでした。(よかった!)


golferさん(1999.6.14)

教えてください。

中島プロの弟さんの和哉さんは今どこでなにをされているのですか?

私の知り合いが以前和哉さんに大変お世話になったとのことで私に上記の質問がありました。

よろしくお願いします。


なかじまりつこさん(1999.6.15)

和也さん、元気です

今、和也さんは東京に住んでいます。2人の可愛い男の子と素敵なお嫁さんとその御両親と一緒に住んでいます。父親が残してくれたゴルフ場の所属プロとして働いています。昨年の4次試験の時、手の腱鞘炎で途中棄権しました。

ついでに、妹の恵利華は当時ダンロップに勤めていた方と結婚。今はご主人が彼の父親の印刷会社のあとを継いで社長として頑張っています。恵利華ちゃんは4歳になる女の子の母親として奮闘しています。とても幸せそうで、フェアウエイに戻る気は全くありませんね。いい母親になっています。


さとうみなこさん(1999.6.17)

三菱の初日

中嶋プロが、三菱初日のことを書かれていたので、おたよりします。

その日私は、ひとつ前の組(飯合プロ・横尾プロ・陳プロ)について観戦していました。

あんな天候でも、ギャラリーしている者はいるのです。

雨も強いけれど風がひどくて、とても傘などさしていられず、びしょびしょになりほんとうに、あきれて笑っちゃうくらいの天気でした。

1ホールまわり、2ホール目、前の組のティーショット待ちの時にサイレンが鳴りました。

ギャラリープラザへ待機(避難?)しに行くと、中嶋プロがキャディさんらとともに座ってみえました。

「いつも西遊記、楽しみにしてます」と声をかけようかと思ったけれど、いちおう、まだラウンドの途中だからと思ってやめてしまいました。

ああいう時間、プロはどんな気分なのでしょうか?

ぜひ、また西遊記の中ででも教えてください。

それでは、中嶋プロの活躍、これからも期待しています。


重村さん(1999.6.22)

(無題)

はじめまして、私は、阿知須町に住む45歳の男性で通称シゲちゃんです。

中嶋プロの大ファンの1人です。私も、メガネを賭けていますしゴルフもします、腕前は、ハッキリ言ってへたくそです。

キャディバックも、教えてもらったワールドモデルを使っています。今日は、今年の宇部興産オープントーナメントで、中嶋プロは、なぜ、素人さんみたいなキャディさんを使われたのでしょうか?まちがっていたら、どうもすみません。

私みたいな素人が見てもそうゆうふうに見えました。キャディさんは、重いバック背負ってずーと走っておられました。

私は、キャディさんがとてもかわいそうに見えました。プロの成績が悪いだけに、余計にそう見えました。

キャディさん4日間どうもお疲れ様でしたと、私言いたいです。

話は、かわって阿知須町には、町民ゴルフ大会と言うのがあって今年のコースは、万年東で行われます。

参加人員約250名ぐらいで、朝7時から夕方6時ぐらいまで行われそのあと表彰式と打ち上げパーティです。

私の成績は、去年が真ん中だったから、今年は、もうすこし上に上がれるよう努力します。

プロの復活を祈っています。

次ぎは、町民ゴルフ大会の模様を、書く予定です。


笹渕直次さん(1999.6.23)

US OPEN

はじめまして。笹渕JGA HC10と申します。

西遊記を毎回楽しみに見ています。

パインハーストNo.2は1990年に運良くラウンドしました。その時、黒人のキャディーが付きました。

サンドグリーンで硬いためボールマークもほとんどつかない状態でした。それからシニアトーナメントもあり今回の為に、かなりグリーンが改造されたようですね。バンカーもフカフカになるように難易度を高めているように見えました。

日本のトーナメントでは、SWのアプローチが主流で意外にボールを上げますよね。US OPENでは、どうしても止めないといけない場合はロブを使うようですが、まずパターの転がしから考えてクラブの番手を上げるように見受けられました。

TV中継ですが、17番とかショートで低い位置からズームでボールを捉えティーの高さ、ボールのネームを見せたり。タイガーも知っていてネームを真後ろにセットしたりして。

遠近の使い分けが凄くて、観客席の臨場感をさりげなく写したり。放送側がGOLFを知っている感じが随所に見られました。TV朝日独自のカメラでは、撮影限界があるのですが、国内のそのままの視点でプレーはわかるが臨場感が薄い気がします。

但し、日本のようにグリーンを3D解析してラインを見せるような解説がなく、よけいな電子ペンで画面に狙い目を付ける程度のことしかやってないなあ。と思いました。グリーンを狙うアイアンショットでの電子ペンの画像は目障りに感じました。

Par5をpar4にして、ドライバーが飛んだとしてもロングアイアンの正確性を求めるホールセッティングはプロの技術を試す絶好の機会でしたし見応えがありました。


笹渕直次さん(1999.6.23)

右の膝

先ほどUS OPENばかりで、忘れていたのですが、プロのスイングで数年前から気になることですが、ダウンスイングの時に、右の膝がすごく早く折れるというか前に出る感じがします。だいぶ前に、TVマッチで岡本プロだけ観戦していたときに、指摘されていたと思います。

たしか、GOLFコーチG藤さんからの指導を受けた時に右膝を机の前に置いてスイングして机に当たらないよう(膝が前に折れない)に練習されたようですが、非常に気になります。

あれでは、腰が早く開き過ぎるのではないでしょうか。シャンクが出るのでは?と心配です。昨年までTN-87の愛用者より。


奥山博通さん(1999.6.23)

やっぱり、映像の差はありましたね。

中島プロの感想にでてくると思っていました。

全米オープンの放映の素晴らしさを感じていたのは私だけではないと思っていました。

真剣に各自が取り組んでいる息遣いが伝わるようでした、何よりも映像を通して、その場にいるような雰囲気を伝えてくれました。したがって解説者の声よりも自分自身がプレイしているような緊張感を感じました。上位の三人の苦悩、決断、考え方、実行、そしてその結果が、本人にどのように影響しているかが、読み取れました。

スチュアートの忍耐、去年からの辛抱、そして感動、まるで自分がそのようになったような感動を覚えました。人間ってすばらしいですね。

「青木さんの解説」もよかった。「ミケルソンに、もう少しの試練ですと神様に言われているんだ」と。

まわりの観客のマナーもいいですね。

このビデオはとっておくつもりです。


なかじまりつこさん(1999.6.23)

USオープンありがとう!

素晴らしい試合でしたね。忍耐に忍耐!

我慢に我慢!ゴルフの奥義を見せてもらったという感じでした。優勝した者は一人だけど勝者は沢山いましたね。

他のスポーツとは又違う、ゴルフならではのジワッと来る感動と喜びでした。本当にいい試合を見せてもらいました。

それから、おたよりの宇部でのキャディーさんのことですが。彼は私がゴルフを習い始めた時からのゴルフ仲間で、今でもとても親しくしている方です。今年の冬に是非キャディーを宇部でさせて欲しいとおねがいされたのです。キャディーとして、お手伝して芝目を読んで勝たせたいと意気込んでおられました。・・・がバッグを担ぐだけで精一杯のようでした。変りのキャディーは用意していたので、もたないようなら言ってくださいと言っていたのですが、最後まで頑張って担ぎました。でも、「たのしかったー」と大満足されていました。

過去の経験から、キャディーがよくても、調子が悪い時には勝てないですし、キャディーの出来が悪くても、調子の良いときには勝てました。

今まで最高に良かったキャディーは、妹の恵利華だったそうですよ。


加藤健二さん(1999.6.23)

全米オープンの感想

中島プロいつも楽しく読んでおります

全米オープンが終わって3日たちますが、「手に取るようにわかるすごさ 」を読んで感動を新たにしました。スチュアートの勝利の喜びは何度思い返してもジーンときてしまいます。「パープレイを目指す」といって戦った彼へ最後にご褒美として勝利の女神が打たせたパットではないでしょうか

ミケルソン、シン、タイガーのだれが勝ったとしても同じ様な感動を与えてくれたはずです、すばらしい優勝争いでした。そしてこれだけ感動できたのはやはり映像の力も大きかったと思います。トーナメントを人間のドラマとしてとらえて行こうする姿勢を感じました。

あるホールでグリーンからこぼれるボールを正面からカメラが的確にとらえるシーンがあって、解説の青木プロが「なんでこんな所にカメラいるんだ?」と半ばあきれる様に驚いていました。いったい何台のカメラを使っているのかと思わせるような色々な角度でショット、ボールが映されていましたが、これはカメラの台数だけでなく、カメラマンのフットワークが良いのも一因ではないかと思います。

またスチュアートがグリーンエッジにあるバンカーからでた砂をルースインペディメントとして取り除けないかと競技委員に訪ねたシーンでは即座に画面にルースインペディメントのルールが表示されて、今度は戸張さんがあきれる様に感心していました。本当にトーナメントを興味を持って楽しませてくれる番組作りに関心しました。


hiroyuki kurebayashiさん(1999.6.23)

はじめまして。

はじめまして、KUREといいます。33才のゴルフ大好き人間です。

全米オープン、ん〜ほんとにすごかった。中嶋プロも涙といっていましたが、解説の青木プロも目頭があつくなっていましたよね。

自分も、同感。優勝をてにしたスチュワートの心の奥からわき上がる感情。

負けたミケルソンの何ともいえないあの表情。本当に、その感情がてにとるように伝わってきて自分もしばらくは画面の中に身をおとしていたように感じていました。

やっぱり選手自身が気持ちを最大限にぶつけ合い、そしてその中から溢れる感動をおしみなく表現しているからこそそれを見ているわれわれも、涙が溢れるほどの感動をおぼえるのでしょうね。

タイガーウッズの18番のパット。しばし身動きすらできない状況とあの表情なんか、ほんとにも〜、自分の持つ気持ちを全部ボールに込めたという感じがありありで、みているこちらも、選手と一体になって心臓の鼓動まで共有できたような錯覚すら感じちゃいました。

日本の試合でもぜひたくさんこんな感動を味わいたいですね。

ぜひ一試合でもいいですから、画像の表現から試合全体のプロデュースまで、なっとくのいくものをためしてみてほしいです。なかなか難しい面もたくさんあるとおもいますが、日本の試合でもぜったいあのような感動的ゲームが見てみたいと強くおもっちゃいました。

今回の全米オープンの特徴は全てのフレーヤーを応援してしまう感覚が非常に強かったです。

一個人ではなく、ほらミケルソンそのパットをいれてくれ・・、あっ、デュバルドンマイドンマイ・・・といった具合に全ての選手を応援できたのが自分にとってもとても新鮮で美しい試合だったとの印象を残してくれた、そんな全米オープンでした。

中嶋プロ、今度はぜひあの場にたってくださいね。


中島 孝さん(1999.6.25)

御無沙汰しています

川崎の中島です!大変御無沙汰しています。

「トミーの新・ゴルフ西遊記」、毎日楽しませていただいております。

USオープンのことで一言お話しがしたくて、メールを書かせていただきます。

実は、今回のUSオープンが開催された時期に、私、ある用事があって、ロサンゼルスにいたんです。たまたま、最終日の日曜日にホテルの部屋にいたんですが、結果が気になったんで、テレビをつけてみました。時間が早かったんでまだ放映してないかな?って思ったんですが、なんとびっくりしたのは、最終組がスタートする何時間も前からずっと生(LIVE)で放送しっぱなしなんですよ!選手がクラブハウスに到着するところや、スタート前の練習風景、有力選手のインタビュー等々、見ててすごく楽しかったです。それで、最終組のプレーは1番ホールからずっと放映されているんですね。いやー、さすがにアメリカだなって感激しました。

日本では、最近でこそ日本オープンクラスになるとNHKが生放送していますが、それでも、せいぜい、12番ホールくらいからですよね。インタビューにしてみても、日本では、「それでは、ここで、単独トップに立っている中嶋選手のスタート前のインタビューをお聞きください。」ってな感じでビデオ見せるだけですよね。それが、向こうではスタート前の選手たちの緊張が手に取るように分かるのが素晴らしいと思いました。

日本がこの域に達するのには、いろいろな問題があるのでしょうが、ぜひまねてほしいですね。そうすれば、ゴルフトーナメントの人気ももっともっと出るのではないでしょうか?


矢野健一郎さん(1999.6.25)

はじめまして

はじめまして、中嶋プロ。矢野と申します。中嶋プロにあこがれて、TN-93を愛用させていただいています。

いつもゴルフ西遊記を楽しく読ませていただいています。

さてテレビ中継に対する意見がありますので、書かせていただきます。

1.小型カメラの活用

最近はカメラの小型化も進んできています。そこでティーグラウンドに埋め込みのカメラを設置して、(もちろんショットの邪魔にならないくらいの距離、離して)ティーショットの弾道を真後ろから、しかも空に舞い上がっていく様を捉えて欲しいです。

2.ヘッドスピードの測定

ヘッドスピードが全てでは無いのはもちろんですが、プロってこんなにすごいんだ、ということを示すのに良いと思います。またショートホールなどで、選手や状況によって番手を上げたり下げたりして、その結果、力の加減が変わると思いますが、それもヘッドスピードの違いで読み取れたりするかもしれません。

3.順位、成績の表示

日本のゴルフ中継では、いつも上位の方しか表示してくれません。最後の最後でやっと表示することはありますが、それさえも無い場合が多いです。まずは、応援している選手の順位が知りたいです。また同時に獲得賞金、ドライビングディスタンス、バーディー数とかいろんな成績のデータも表示してほしいです。

野球では必ず打率、HR数、打点が表示されますよね?

賞金については異論があるかもしれませんが、”プロ”ですから、成績の一部と解釈できると思います。

以上、大した意見ではありませんが、参考にしていただければ幸いです。


清水 学さん(1999.6.27)

テレビ中継について

日本とアメリカのテレビ中継を比べて感じる最大の違いはカメラの台数です。しかし現実の問題として考えた時、じゃあカメラを増やせばいいというような答にはならないと私は思っています。カメラを増やせばそれだけお金がかかりますよね。それだけの制作費が出せるかというとちょっと疑問です。

また仮にそのお金を出せて、カメラの台数を増やせたとしましょう。そうしたらはたしていい映像が撮れるのかといったら、私は無理だと思います。なぜかといえば作る側がゴルフの映像に望まれていることを理解しているとは思えないことがまず挙げられます。やぐらの上から飛んでるボールを追いかける映像なんか見たってしょうがありません。パットのラインを読んでいる時、選手の顔を映してどうする、ラインを見せてほしいのに。こういう部分の勉強不足がまずいい映像が撮れない理由だと感じています。

それから“絵”に対する勉強不足。要するに画面フレーム内にどのように映すのがいちばん効果的なのかという勉強が足りないと思います。絵や写真を勉強した人なら当たり前のことができていない。例えば選手の後ろからの撮る場合に、突っ立ったまんま撮っている。全米オープンを見ましたか? ウッズの後ろでカメラマンが地面にはいつくばって迫力ある絵を撮っていました。絵というのは、ほんの少し視点を変えるだけでまったく違う世界になるのです。レンズを30センチ下げるだけでぜんぜん違う映像になります。あるいは半歩前に踏み出す、これだけでぜんぜん違うのです。要するにただ映っていればいいというスタンスでやっているとしか思えないのです。

あるいはやぐらにしても、全米オープンではトラックの荷台にやぐらをくんでカメラを置いていました。要するにやぐらが固定じゃないわけです。機動力を持っている。そのトラックの上のやぐらは高さも変えられるようになっていたようです。

こう考えるといいかも知れません。今の映像をマンガにしたらどうなるでしょう。非常につまらないコマ割りになり、編集者レベルで没になるでしょう。マンガは好きなアングルでできるからという意見もあるかも知れませんが、少なくともどういう絵が、どういうアングルが、どういうコマ割りが、より読者に対して効果的なのかをいつも考えています。それが日本の中継では感じられないのです。

今と同じカメラの台数でも、絶対にもっといい絵が送れるはずです。目新しさを出すためだけのクレーンなんて要りません。必要な映像を必要なところで押さえられるカメラとそれを映す力量のあるカメラマンが必要です。そしてそれを演出できるディレクター。これが揃えば、再度言いますが、同じカメラの台数でもっといい絵が作れます。


重村さん(1999.6.28)

(無題)

お元気ですか、シゲちゃんこと重村です。

この前の質問に答えて頂いてどうもありがとうございます。

二日目の何番ホールか忘れましたけど私の10メートル先を3人ご婦人歩いておられました。

ファミリーのバッチが見えたので誰かのプロの家族か親戚ではないかと思いながら歩いていました。

そして、17、18番ホールで連続バーディ特に18番でのバーディでは、ボールが入った瞬間バンザイと歓喜にびっくりして、横を見たら、あのご婦人たちではないですか、その中の一人が中嶋プロの奥さんとは、三日目も見ましたよ。

何試合観戦されるのかわからないけど、これから暑くなるので体に気を付けて下さい。


吉田正治さん(1999.6.29)

お久しぶりです。

中嶋プロそして全国の中嶋プロのファンの皆様

大変ご無沙汰いたしております。

神戸のバイアグラボーイことマー坊吉田でございます。

先日の読売オープンでは久しぶりに中嶋プロのお顔が拝見できると思っていたのですが、体調を崩されたようでお会い出来なくて残念でした。

先日お電話でお話ししたとおり7月28日放映の杉原輝男プロ親子のゴルフ番組「ゴルフどんとこい」に出演することになりました。

全国の皆様、神戸のマー坊とはこんな男ですのでお暇であれば是非、ご覧下さい。

それから話は変わりますが、ミズノの300sのドライバーを購入しようと思います。とても楽しみです。

長くなりましたがシーズンの後半戦もこれまで以上にご活躍を期待しております。


吉田"bamboo"伸也さん(1999.6.29)

中継メンバーの人数について

中嶋プロ、みなさま。

始めまして。

吉田"bamboo"伸也 と申します。

1999.6.25掲載の西遊記「切実な願い」における中嶋プロの発言について、私なりの考えを述べさせて頂きたいと思います。

私の意見は中嶋プロとはちょっと違います。

個人的には今回の全米オープンの中継は、とても満足しています。

森下アナウンサー・青木プロ・戸張さんによる中継は、ここ数年繰り返し行われている為か、ギクシャクしたやり取りもありませんし、御三方の「あ・うん」の呼吸とも言うべき絶妙なやり取りは、聞いていて安心できます。

中嶋プロは「森下さんと青木さんだけでやってもらいたかった」とのご意見の様ですが、私にとっては、戸張さんの解説は、試合を「より」楽しむ上での有益な情報を提供してくれている優秀な解説者であると実感しています。

例えば、今回で言えば、NBCの中継で話されている興味深い情報(例えばミラーが横尾プロを高く評価されていた事や、トレビノ、ワトソン、オラサバル、オメーラ、タイガーなどのトッププロによるコース解説など)を、戸張さんが同時通訳で伝えて下さいますし、青木プロに質問する際も、アマチュアである我々にとって試合をより深く楽しむ事が出来る様な話を、上手く聞き出す質問をされています。

実際、青木プロは、如何にプロの感性が鋭く、如何にメジャーのコースが難しく設定されており、如何にそのコースでプレーする事がマスター達でさえも難しいのかを、生きた言葉で表現できる希有な解説者ですが、戸張さんは、その解説をうまく引き出している影の功労者であることは実況を聞いていれば分かるはずです。

また、忘れてはならないのは、森下アナウンサーの中継における自らの絶妙なスタンスです。決してでしゃばる事もなく、淡々と進行し、我を忘れて声高に叫ぶ事も無い。この中継にはなくてはならない人である事が分かります。

ゴルフ中継を担当されるアナウンサーは森下さんの中継をご覧になってよく勉強して頂きたい。あえて誰の中継とは申しませんが、自己満足に浸って視聴者が置いていかれるケースが多々あります。

結論が遅くなってしまいましたが、私は「中継が面白いか面白くないか」は、その中継に携わる人の人数や「シーン」としているかしていないか云々の問題ではなく、中継されている内容が視聴者にとってどれほどの有益な情報を提供してくれているか。そして、中継に携わる人達(アナウンサー・解説者 等)が臨機応変で、その場面に相応しい対応を如何に上手く行っているかの問題だと思っています。

もちろん、昨今言われている、洗練されたカメラアングルや編集も重要であるのは今更言うまでもない事ですね。

SeeYou!! 8->