バックナンバー(1998.2)


 

(1998.2.1掲載)

テーマは“和気あいあい”

 マー坊、G-SHOCK、くじで当たった雅生達がまだかまだかって言ってるぞ(笑)

 オン・ザ・グリーンの会議室でコンペの話は盛り上がってきてるね。もうあと1週間だね、トミーFC。なんだかんだいって早いよねぇ。いよいよ来たなって感じ。

 それがさ、トロフィが思ったよりちっちゃかったんだ。取りっきりのトロフィのレプリカがね、まあしょうがないんだけど。でも品はいいから。勘弁してもらいましょう。

 で、出てくる人全員に伝えて欲しいんだけど、風邪などをひいて体調を崩さないように。風邪をひいてこられるのがいちばんやなんだ。それはどうしてかっていうと、風邪がうつりやすいから(苦笑)

 「風邪ひいても参加しましたぁ」なんて言ったら向こう行けって言われちゃうから、いちばん遠くに行くように(笑) 中島家ってのは風邪移りやすい体質なんだ。それをよくわかって、みなさん自覚して、節制して、風邪をひかないようにして大会に出てきてくれというのを、みなさんにお願いします(笑)

 風邪ってお茶飲むといいらしい。お茶がすごくいいんだって。だいたい風邪ってのは喉に当たるでしょ。菌が喉にとりつくと。でお茶飲むと、それ連れてって、胃に入って、胃が殺菌してくれるんだって。だからお茶をたくさん飲むといいらしい。

 会議室ではコーラがいいって書いてあったけど、ダーメダメダメダメ(苦笑) お茶お茶お茶お茶。これはもう間違いない、100%。

 で練習ラウンドした人がいるって? 東松苑に? はっはっは、気合い入ってるねぇ〜。なんかちょっと怖いねぇ、そこまで気合いが入ると。なんか僕も練習ラウンドしなきゃいけないんじゃないかっていう感じだよ。

 こちらは僕と、練正館泉谷イサクの3人で行きます。当日はよろしく。今回のテーマは“和気あいあい”でいきましょう。それがいちばんだからね。


(1998.2.3掲載)

東松苑のアーメンコーナー

 さて、今日はトミーFCの会場である東松苑についてアドバイス。

 東松苑でとにかくいちばん難しいのは、僕が勝手に名前をつけてるんだけど、東松苑のアーメンコーナーってのがあるんだ。東松苑のアーメンコーナーはね、4、5、6番。4、5、6番は、これはもう大っ嫌いっていうか、大の苦手というか、もうボギーボギーボギーでいければ十分だっていうホールなんだ。他はそうでもないんだけど、やっぱり4、5、6番。

 4は僕らがバックティから回ると、200ヤードぐらいある池越えのすごい壮大なホールなんだ。すっごい壮大なホールなんだけど、そのグリーンになかなか乗らないんだね。特にベントグリーンだと。でちょっとショートすると、それがもうマスターズみたいに池まで戻ってきちゃう。

 5は打ち下ろしのやや左ドッグレッグなんだけど、バックティから300ヤード近くのところに大きな池がある。で右側は斜面になってて受けてるんだけど、左側はOBになってる。右側の斜面に当てればまあ比較的無難なんだけど、セカンドで距離が残る。

 ティーショットでは、天気がよくて、当たりが良すぎると池までいっちゃうから、スプーンで打つかドライバーで加減して打つかっていうホールなんだよね。でなかなかそのチョイスが難しいっていうか、欲をかくと左のOBが近いし、欲かかないと右の斜面に当たっちゃって距離が残っちゃう。

 実はなんてことないホールで、バンカーも1個もなかったような気がするんだけど、でもなんかいつもそこにいくとなんだぁ〜?って感じになっちゃうんだよね。

 次の6左側がずっとOBで、右側が斜面になってるんだけど、けっこうバックティから打つと狭いんだね。で左側のバンカーも効いてるし、右側のバンカーも効いてるし、もういっそのことアイアンで打たせてくださいお願いですからっていう感じ。

 試合だったらこれアイアンだよっていう感じのホールで、まあ距離は短いんだけどね。やっぱり練習に行くとこういう狭いホールでドライバーを打ったほうが勉強になるということでついドライバーを持ってやるんだけど、やっぱりどつぼにはまっちゃうっていうかね。

 それ以外のホールは、フェアウェイが狭いっていうホールはないね。だいたい後は思い切って打てるホールばっかりなんだけど、ちょーっとそこだけはなんかもうほんとに東松苑のアーメンコーナーっていう感じ。だからそこだけはもうみなさんにも注意して回ってほしいっていうことでアドバイスです。


(1998.2.5掲載)

全精力を使って

 前にも言った通り、僕もコンペではレギュラーでやります。バックティでやったって、ツアー競技じゃないわけだから、どっちにしろ物足りないだろうしね(笑)

 バックから回るとかいうよりも、やっぱり参加される人に一歩でも近くにいたほうがいいでしょ。コンペとなったらやっぱり同じティからやらないといけないしねぇ。全員バックで行くというのも問題あるから、そうなるとやっぱりフロントティだよね。親睦コンペであって、研修コンペじゃないしね。女性はまあレディースでいいでしょ。

 でも意外といいかも知れないね。レディースで回る人とフロントで回る人、バックティから回る人。どうぞご自由にと。ただし、バックティから回るからハンデは甘くとか、フロントから回るから厳しくなんてことはしませんよ、最初に決めた通りですからね、それでもよければどうぞバックティからやってください、なんてコンペがあってもね。まあ今回はフロントということでいきましょう。

 こないだ書き忘れたんだけど、東松苑上からのパットは早いです。これはもう言っとくからね。上からは想像してる以上に早い。下からはまあ普通だけど。

 それからグリーンの両サイドっていうか縁取りが、平均的にちょっとした砲台になってるから、グリーンの端に止まってパターができるってことはない。端に行ったらもうすーと落っこっちゃう。スルスルスルっと。だからグリーンの幅よりも内側にしっかりと打ってこないと、グリーンに乗らないよってこと。まあグリーンはそんなとこかな。

 東松苑は80台ぐらいだったら楽に回れるコースなんだ。ただし60台で回ろうと思ったら苦しいコースだね。僕が言ってるのはもちろんグロスだけど。ボギープレーで回ろうと思ったら、それほど難しくはない。

 でもパープレーをアンダーをって、68を出そうとしたら難しいってコースだね。優勝ネットスコアは66、67ぐらいだろうね。65、66かなぁ。

 で、やっぱりゴルフ場きたら、一生懸命いいスコア出そうってがんばって欲しいなって思う。そうじゃなかったら、こんなに無駄なスポーツないしね。やっぱり真剣にね、もう自分の全精力を使って、いかにいいスコアで回るかっていう、それに徹してくれない人はね、ゴルフやってもダメね(笑)

 コンペ当日は、あとは天候がどうなるかだね。雪は降らないだろうねぇ。まあ雪が降ったら練習場でレッスン会にしよう。そりゃもうしょうがないそんときは。でもせっかく集まるんだから、レッスン会ぐらいはやりましょう。


(1998.2.7掲載)

使う筋肉の違い

 今日はキャンプのスペシャルメニューがあって、野球の硬式用のバットなんだけど、それを左腕1本で振ってゴルフボールを打つのね。当然野球スイングなんだけど。

 1人投げ手がいて、向こうから投げてきて、で自分が打つわけなんだけど、これを200。でも当然いっぺんにじゃないからね。いっぺんでも打てるんだけど、いっぺんに200球打つとやっぱり腕を壊すから、関節とかのことも考えて、70球を3回。まあ、今年のテーマが左腕の強化と下半身だから、そういう点ではたっぷりやろうっていうことで。

 これやってごらん、腕がすっごいぱんぱんになるよ。僕なんかは10歳ぐらいからゴルフやってるわけだけど、もう33年やってるわけだよね。だから当然ゴルフ用の筋肉ってのはしっかりあると思うんだ。だからたとえ野球の硬式バットで左腕1本で200球っていっても、これを一般の人がやろうと思っても無理だと思う。

 でも自分達はそういうのに慣れてるから、だから楽なんだよね。かえって、普通の会社にいついつ仕事に行ってごらんなさいっていう感じで、イスに座ってこう・・・ワープロなんかやったりとか、あるいは書き物だとかさ、そういうことをいろいろやったりするほうが疲れると思うよ、僕らは(苦笑)

 むかーし、うちのかあちゃんにピアノ習って、ちょっとやったことがあるんだけど、ある1曲だけ教えてもらったのね。でまあ、その曲を弾いてたんだけど、やっぱり練習しながら上手になってくわけじゃない。

 30分、いや15分ぐらいだろうね、正味は。15分ぐらい弾くともう腕が痛いんだよねぇ。ゴルフの練習を3時間やっても痛くならないのに、ピアノ30分練習しただけでも腕痛いってのは、やっぱり使う筋肉と方向が違うんだろうね。


(1998.2.9掲載)

トミーチャレンジウィンターシリーズ

 トミーFCに参加された方、お疲れさまでした。でトミーFCの感想を書こうと思ったんだけど、その前にちょっと他の試合の話をします。

 この場を借りて書いておきますが、今度新しい会社を発足させまして、オフィストミーってやつを作りまして、そこで練正館でいままでやってたトミーチャレンジツアーを、切り盛りすることになりました。トミーFCにも協力してくれた泉谷君というのが専務で、波場君が常務でやります。

 で、1月2月3月をトミーチャレンジのウィンターシリーズってことで、その第1回が1月30日にニッソーカントリーでありました。第1回っていうか、ウィンターシリーズ、トミーチャレンジプレシーズンマッチ第1戦なわけだけど、いちおう僕がまたオブザーバー、参考記録で参加してトップでした(笑) 2位がパープレーで2人。アマチュアと研修生。3位にプロがきたね。

 冬場のニッソーカントリーっていうのは難しいんだ、すごく。両サイドに全部小川が混ざってて、河川敷なんだけど、木も立派にあって、すごく戦略的なコースなんだよね。で小川が全ホールにからんでるから、両サイドがほんとにけっこうシビア。だから冬場ニッソーで風吹いたら、とてもとてもプロでもアンダーを出せないって感じ。さいわい風はそんなに吹かなかったから、ほとんどそよ風っていうかいい感じだったからよかったんだけど、まあ温度がちょっと低かったね。

 ニッソーカントリーは会員権確か安いよね。安いけどあそこは絶対僕はお薦めだね。コースはほんといいよ。

 あそことかね、河川敷でいいなと思うのは、まあいくつかあるんだろうけど、河川敷を全コース知ってるわけじゃないから、まあ他にもいいコースあると思うんだけど、僕が知ってる中では熊谷ゴルフクラブ。埼玉にあるコース。

 これは荒川の河川敷にあるんだけど、ここもいいね。ニッソーはもう少しそれをなんていうかパブリックというかこうもう少し気楽にというか、そういうふうにしたコースなんだけど、なかなか難しい難しい。


(1998.2.11掲載)

インターネットやらなきゃダメでしょ

 トミーチャレンジというのは去年とか数多くやってて、毎年トミーカップってのもやってたし、去年ちょっと多くなって、これじゃちょっと正式に専門でやるようにしようってことで、一昨日書いたオフィストミーという会社を設立しました。

 この後のウィンターシリーズの予定としては、2月26日だったかな茨城県の大洗、ここは今年日本オープンがあるね。で3月が鴨川。ほんとは3月にトミーチャレンジ持ってこようと思ったんだけど、3月3日なんでちょっと時期的に厳しいんで、3月はウィンターシリーズにして、で4月から11月まで8試合、8試合のトミーチャレンジをやります。

 今現在たくさんミニツアーっていうのがあるけど、やっぱりミニツアーの一つ一つを見るとけっこうバラバラっていうのかなぁ、うん、意外とこう幅がありすぎるんだね。幅がありすぎるって言ったらいい意味になっちゃうけど、そういう意味じゃなくてしっかりしてないっていうのかな。

 そういう点でやっぱりミニツアーと言えどもクォリティを上げていかないと、やっぱり出てきた人間が身にならないっていうのかな。そういう点でクォリティ上げていこうということで、いろいろがんばってます。

 その手段の1つとして、やっぱりパソコン使ってインターネットできないと、やはりクォリティとかそういう部分を上げられないじゃない。うん、インターネットやらなきゃダメでしょ、こうなったら(苦笑)

 パソコンを使えるようになったら、当然インターネットでしょ。電子メールでしょ。要するに情報を送ったり、まあ当然窓口みたいなホームページ、チャレンジツアーのホームページみたいなのは当然作らなきゃいけないと思うんだ。

 でもこないだのトミーFCの時に清水さんにも言ったんだけど、オン・ザ・グリーンとの関係や西遊記というのは商売抜きでやってきてよかったって思うのね。だからここまでうまく発展できたと。でまあ、今度のは商業ベースになるし、こことは別に作ろうって思ってます。まあ清水さんにはまた協力してもらうことになるけどね(苦笑)


(1998.2.13掲載)

電子メールでより細かい情報を……

 トミーチャレンジのホームページを作ったら、次はそこから情報を送るたびにEメールを送れなきゃいけない。

 トミーチャレンジに興味があって出たい人、あるいはなんかそれに協力したいスポンサーとかそういう物がトミーチャレンジのホームページを見て、あぁこういうことなんだこういうことなんだっていうふうに情報がわかるようにしてあげて、で、直接今度は出たいとか、あるいは参加したいとか、あるいは協力したいっていうのを今度は電子メールのやり取りでより細かい情報っていうのかな、そういうものをやり取りしたり。

 それから、例えば細かい会則だとか、競技規則、あるいは極端に言えばスタート表だとか、そういう物をこうどんどんどんどん送れるようにしたいなっていうふうに思ってる。まあ将来的にはだけどね。

 で練正館のほうでいま2人パソコンを習ってるんだけど、まあいずれはっていうことだからね。それやる以上にまず今やらなきゃいけないことっていうのは、自分のところからインターネットにアクセスして、電子メールを送れるっていうことだね。これはこないだ清水さんたちに来てもらってできるようになりました。

 ホームページはやっぱり、どんどんどんどん情報が発展していけるというかその時間時間で変わっていかなきゃいけないじゃない。あるいは1日1日でも変わっていかなきゃいけないし、そういう点ではそれにつきっきりの人がいなきゃいけないよね。

 朝パソコンの前に座っていろいろ操作して、情報を流すような人がいなきゃいけない。ところがその人がまだつきっきりではいられない、まだ練正館もね。それじゃまだまだ不十分だよね。

 今ね彼らのレベルは、文章は書けるようになったの。で文章書いて、でいろんなところから引っぱり出してきたり、そういうこととかできるようになったところ。あと字体字体があるでしょ、いろいろ。これを変える。筆書体に変えたりとか、字の大きさを変えたりとか、そのへんまでできるようになったとこかな。今のレベルはワープロとほとんど同じだね。

 たぶんこれを読んでる方々から見たら初心者のレベルなんだろうけどさ(苦笑) でもなかなか興味津々で習ってるよ。


(1998.2.15掲載)

切るイメージ

 昨日はあったかかったねぇ。

 さてトミーFCなんだけど、とってもよかったねぇ、コンペ。なんか皆が初めて会うような感じでもなかったし、なんかこうよかったね。

 僕にとってもう1つすごい体験があったんだけど、視覚障害者の人と、まあ2人とプレーしたよね。まったくその目が見えないって言っても、その視覚に障害がある人でも、二通りあるんだなぁってわかったの。いやほんとはもっとたくさん何通りもあるんだろうけどね。

 とりあえずその2人の話をすると、黒羽根さんは見えてた時にゴルフやってたっていうね。だからイメージが湧くんだね。で伊藤さんは見えてた時ゴルフしてないんじゃないかな。

 だからバンカーに入った時に、伊藤さんバンカーだよ、ここ砂だからね、ここですよってアドレスでクラブヘッドを砂につけるよね。まあ盲人はルールとして砂につけていいんだけど、でこの砂を切るようにねって言った時に、切るってどんな感じかなぁっていうことがあったわけ。

 それで、あっそうか、その砂を切るっていう感じは、これ目が見えてる人はバンカーショットでこう切る感じですよって言ったらわかるんだろうけど、わからないわけだよね。イメージが出ないんだよね。で、大根切る感じかなって言うから、あっそうかも知れないっていう感じで言って打ったんだ。

 盲人の人が、目の見えない方がゴルフ始めるのに、ゴルフ知ってる人はいいと思うんだ。イメージが出るからね。でもゴルフを知らない人は、目が見えなくなった時にゴルフ知らない人はボールから打ったほうがいい。ボールからって言ったら変だな。そうじゃなくて、こないだもちょっと言ったんだけど、トップから練習していこう、そしてクラブの軌道を上から下へ下ろしていこうと。

 要するに空振りでもいいから、練習場では空振りでもいいから、ボールの位置にヘッドを置いてもらって振るよね。そうすると空振りはかっこわるいからと思って、なるたけ地面にあるもんだから下を打とうとするから、ダフっちゃう。そうすると10センチダフってるか、30センチダフってるかわからないんだね。

 でもトップする分には、要するに上から振ってくる分にはボールのほんとに頭を打ったか、あるいはそのちょっと下を打ったか、要するにトップから1ミリずつ下げてくれば、いずれはナイスショットになるじゃない。そういう考え方で上から下へヘッドを、要するに軌道を下ろしてこようっていうふうなアドバイスをしたんだけどね。

 それが実を結んでくれたかどうか、また伊藤さんに聞いてみたいね。


(1998.2.17掲載)

収穫の多い1日

 トミーFC伊藤さんと3ホール回った時に、クラブつないで歩いて、ここだよーって感じでプレーしてた。でその時、そのボールをもうちょっと上打とうねって言ったんだけど、それともう1つ、ご本人もオン・ザ・グリーンの会議室に書いてることなんだけど、やはり少しでも当てて、例えば20ヤードでも30ヤードでも飛ばして、少しでも前に行きたい、そういう意識があるあまり、スイングがちっちゃくなっちゃってるよね。

 でももう少し大きく振って、スイングを大きく覚えて欲しいなぁっていうのが気持ちとしてあったね。だから練習場でできるだけもうちょっと高く、要するに大きくスイングして、トップから始めてって欲しいなっていうのが、あの3ホールで感じたことだね。

 あとその3ホール一緒に回ってて思ったことがある。一緒に回ってた視覚障害者のサポートをする方が、ずっと自分のプレーをしながらだったのね。やっぱあれはつらいわ。あれを18ホールっていったら、本当に忍耐以外の何物でもないだろうね。やっぱり自分のゴルフそっちのけでやれないとフォローできない。

 例えばプロみたいに、僕らみたいにぽーんと打って、セカンドぽこーんって乗っけて、でパターぱんぱんっていう感じで、例えば2オン2パットとか、そういうふうな計算ができる人はいいよね。ところがアマチュアの人ってなかなかミドルホール2オンとか、だいたいこう予定通りいかないでしょ。だからつい自分のプレーも真剣に考えなきゃいけないし、なんていうか打つ数が多いから、どうしてもフォローしきれなくなる

 で視覚障害者も一緒にプレーしてるから、そのサポートしてる人のプレーに迷惑をかけたくないっていう、こうプレッシャーもあるんだね。黒羽根さんなんか奥さんがずっとついてやってるわけじゃない。だから誰かがサポート役に徹して回らないと、もうちょっとプレッシャーが多すぎるかなっていう感じがしたね。

 今回こういう障害を持った人と回ったというのは、まあ片腕がない人だとかね、そういうのはまた別にして、その目が見えない人だとか、そういうのは初めてだったから、ほんとに自分としてはすごくインパクトがあったね。まあほんと自分にとっても収穫の多い1日だったよ。


(1998.2.19掲載)

絵に描いたようなイーグル

 トミーFCの参加者は、みんなけっこう印象に残ってるね。

 そうだねぇ、市原さんなんかもね、けっこう印象に残ってるよ。けっこうそつがないっていうのかな。雰囲気はいいものを持ってるんだよね。だから市原さんはもっともっと練習したら、もっと上手になるのになぁっていう感じがあったね。

 それとか厚木の人、小山さんだね。小山さんも上手だったよ。うまいね、ほんと

 あと岡室さんの目の前でのイーグルはやっぱりすごかったねぇ。ドライバーでバシーッと、うわぁいい球打つなぁ〜って感じで、セカンドショットもアイアンで、ロングホールだからたぶんロングアイアンだったと思うんだけど、ピンまで200ヤードぐらいあったかなぁ、これがまたきれいなドローボールでね。もうティーショットセカンド文句ないって感じ。

 パターにしても、このページの写真はまさにその時の写真なんだけど、3メートルのちょっと上りのスライスで、もう絵に描いたようにきれいだった。あれはほんと文句なくベストプレーヤー賞っていう感じだったね。

 賞品として渡したあのセーターは、偶々1個、いつも余計に積んでるんだ。自分がもし寒かったらすぐ着られるようにってことなんだけど、あれでちょうどいい賞ができたなって感じだったね。

 あっ、それから根本さん。根本さんねぇ(苦笑) いや上手だったよ、思ってたより。根本さんはもう見てるだけでおかしくなっちゃうんだけど、おかしくなっちゃうって言ったら変なんだけど、いつも去年の懇談会の時の蝶ネクタイ風の服が、どうにもこうにも印象に残っててね。トミーFCの時もやっぱ下がチェックのズボンで、上もなんかチェックっぽかったんじゃないかなぁ。

 とにかくユーモラスな人なんだよね。だからゴルフ自体がすごく上手でも、なんかこう、喜劇役者がシリアスな演技をしてるような感じで、やっぱ見てるだけで笑っちゃうっていうかなぁ(笑)

 あっ、悪気はないからね。根本さんによろしく言っといてね。悪気はないんで間違えないようにとってくださいって(苦笑)


(1998.2.21掲載)

僕も僕だけど(苦笑)

 今回優勝は女性だったわけだけど、いやぁ女の人っていうのはね、僕は教えられないんだねぇ。彼女自身は上手だったよ。アドレスもきれいだったし、しっかりと安定したアドレスしてたし、スイング自体もプレーンからはずれるような、くせのあるスイングじゃなかったし、素直だったね。

 だからどこを直してくれっていうのは、こう筋力も違うし、なかなか言いにくいんだよね。まして自分の娘だったらこう親の心配が口を開かせるみたいなことがあって、いろいろアドバイスができるんだけど、なかなかそうはいかないじゃない。

 やっぱり競技志向じゃないわけだから、とりあえずそんなに問題がなければそのままやってくださいって感じだね。もう少し親しくなって、もう少し何回か回を重ねて、何回か見てくるようになったら、この辺をもう少し変えてみたらとか言えるのかも知れないけどね。何せとにかくコースでは初対面だったからねぇ。

 そういえば教えると言えば、練習場、どうなってんのあれもう(苦笑) だいたいスタート前に練習場でクリニックって話だったのに、誰一人としてクリニックしないし、まあ僕も僕だけどね(苦笑)

 みんなもう自分の練習でもうそれどこじゃないっていう感じだったじゃない。もう目剥いて練習してたよ、みんな。なんだかもう誰一人として見にこないわ、自分も見に行って教えてあげる時間もないし、もうみんなでただ球打っててすごかったね。ちょっと時間もなかったけどね。

 コースは回りやすいコースだったと思うんだけど、ほんとはもう少しティーが後ろに作れるといいんだけどね。インコースは短いんだよね。アウトコースは距離的には不満はないんだけど、12番、13番、14番、16番、ここが短いんだね。こればっかりは土地の問題だから。

 あの大会ももう1つ後ろのティーでもよかったかも知れないけど、伊藤さんとか黒羽根さんとか女子のことを考えたりすると、まあ上級者の人はちょっと我慢してもらおうよっていう感じだね。

 だからほんとの上級者の人は今度はブルーから回ってもらったりとかさ、そういう方法も考えたりしてもいいよね。その代わりハンデは値引きませんよと。


(1998.2.23掲載)

やった甲斐があった

 今回のコンペ、僕のほうのゴルフがキャンプ中だったし、バットばっかり振ってたりとか、トレーニングやってる最中だったから、まだゴルフのスコアになるとか、ゴルフも見せられるようなゴルフになってなかった。だからほんとにおつきあいするだけだったってところが、ちょっと悔いがあるんだけどね。

 次の週だったらボールを打ち始めたんだ、ほんとに。まあそれまででもボールは打ってるけど、アプローチの練習だとか、ミニクラブでは打ってるんだけど、そういうんじゃなくて、ショット全体的にね、練習場に行って球筋をチェックしながら打ったりするのが第2週からなんだ。

 だから2月の第2週だったら、ゴルフするぶんには、もうちょっといいゴルフを見せられるんだけどね。そういうことも考えて、来年は3月ぐらいにしようかっていう考えもちょっとあるんだ。3月の頭ぐらいだと意外といいかも知れないね。2月の末とかさ。毎年2月14日付近まではトレーニングが中心だから、それ以降のほうがいいかも知れない。ちょっとあったかくなってくるしね。

 それと時期的な問題で、1月2月っていうのはスイング早くしちゃいけないんだ。スイングを作ってる時だから、筋肉的にもスイング的にもね。だから間違いが起きないように。

 言い換えれば車の運転で言うと、冬の朝の寒い時に車のエンジンかけて、いきなりビュンビュン飛ばしたらエンジンダメになっちゃうよね。やっぱり冬の寒い時期っていうのは、それだけ暖めるのに時間かけるし、言い換えればシーズンオフっていうのは、スイングが冷えてるところでやってるようなもんだから、温度だけじゃなくて、やっぱり作ってる時っていうのは、安全に徐行運転っていう感じだね。まあ半袖になるぐらいになったら早くなってくるね。

 それから今回参加した人に言っておきたいんだけど、まあ来年参加しようと思ってる人にもだけど、やっぱりあんまり時間を空けないように練習してったほうがいいね。もし最悪時間がないんだったら、ベランダで、あるいは庭でバットを振るだけでも、軽めの800グラムないし700グラムぐらいのバットでいいから、軽ーく素振りしとくと違うよと。それをやっといたらいいんじゃないかなぁ。

 でもほんと、このトミーFC、みんなの評判もよくてね、よかったね、ほんとに。やった甲斐があった。こういう苦労だったらいいよね、ほんと。


(1998.2.26掲載)

トレーニング中は禁酒

 基本的にトレーニング中は、お酒は禁酒なんだ。トレーニング中は飲まないね。あんまり飲みたいとも思わないけどね。飲みたいとも思わないけど、なんかこうちょっと寒い中にいると、あぁ日本酒なんか欲しいなぁって思ったりするんだよね(苦笑) でもほんとまったくの禁酒。

 シーズンが始まると飲むわけだけど、やっぱりツアーに行くと若干の興奮っていうのもあるんじゃないかなぁ。それとやっぱり寝やすい。だから少しだけ、1杯2杯とか飲むね。そのぐらいだったら寝やすいという部分があるから。

 まあそれでもそうねぇ・・・僕はゴルファーじゃ飲まないほうだね。飲む人はガンガン飲む。もう佐々木久行なんかよく飲むよぉ〜。水みたいに飲むもん(笑)

 一時はジェットも飲んだけど、ジェットも最近飲まないっていう話だしね。いまはワインをちびちびやるっていうぐらいだし。

 僕も27、8歳の頃はよく飲んだ。でも残りはしないね。やっぱりそれは、まあ残るほど飲まなかったんだろうね、現実にはね。やっぱ飲むっていうのは、へべれけになって、道端の座り込むっていうか、電信柱にぶつかって文句を言うっていう、そのぐらいまでいかないと飲んだって言えないんじゃないかな。

 ちゃんと冷静に帰って、靴を脱いで、きれいに服を脱いで、シャワーを浴びて、パジャマを着て寝るっていう感じで、そこまでちゃんとしてれば、飲んだうちに入らないんだろうね。


(1998.2.28掲載)

大洗の風

 こないだゴルフフェアへ行ったんだ。そうしたら会場で、インターネット、西遊記見てますよっていう人も何人かいて、声かけられたよ。

 いまの僕の状況を話すと、練習場とかコースとか行ってて、現在はコース合宿に来てるんだけど、夜遅くまでアプローチしたり、ホテルの絨毯の上でアプローチしたりパターしたりして気がつくと夜遅くなっちゃうんだ(苦笑)

 で26日にトミーチャレンジウィンターシリーズ第2戦が終わりました。コースは大洗ゴルフ倶楽部。いやぁ、その前日の練習ラウンド、26日の本番と、風が強かった。しかも寒くて。

 もうあんだけ大風が吹くと、大洗がこうなんていうか、牙が剥き出てくるというかね、練習ラウンドはさんぱーさんぱーで回るのが精一杯だったよ。何回かギャランでプレーしてたことを考えると、その頃っていうのはちょっと夏風でフォローになるから、例えば10番のロングホールって普通、ドライバーが当たるとミドルアイアンでツーオンできるんだよね。

 まっ、ティーグラウンドがちょっと下がってるんだけど、もうねぜんぜん、ドライバー、スプーン、でその後昨日の練習日は7番アイアンかな。ドライバースプーンをナイスショットナイスショット打って7番アイアン。ほんとにすっごいよ、風。もうすごいすごい。

 でトミーチャレンジの優勝は75の3オーバーで、石渡俊彦君っていうプロと、それから研修生の丹羽君が優勝タイだった。だけど、冬のシリーズだけはカウントバックで決めるんだ。でカウントバックで石渡君が優勝して、丹羽君が2位だったんだ。

 丹羽君はうちの研修生なんだけど、まあ惜しかったって感じだね。でもさんぱーさぶななかな、なかなかこの風の中でさんぱーさんななで回るってのはうまかったねぇ。